NW-ZX707バランス接続イヤホン の魅力とその特徴
NW-ZX707バランス接続イヤホン で聴く音楽は、音楽愛好家にとっての夢のようなデバイスです。
この小さなボディには、高解像度の音楽を再生する能力が詰まっています。
それだけでなく、独自の音質技術やデザイン、バッテリーの持続時間など、多くの特徴があります。
そして、バランス接続との組み合わせが、その魅力をさらに引き立てます。
私自身かねてから、NW-A30シリーズ、NW-A50シリーズとSonyウオークマンを使用して、少し高いですがハイエンドの製品NW-ZX707を購入し日常使用してその完成度に大いに満足しています。
今回、日頃の使用経験をもとにこのNW-ZX707を余すことなく紹介します。
私が現在使用しているNW-ZX707です。
ソニー ウォークマン純正アクセサリー NW-ZX707専用 レザーケース ブラックに収めて使用しています。
高解像度オーディオの再生能力
音楽を聴くとき、私たちが求めるのはクリアでリアルな音質。
NW-ZX707は、その期待を超える高解像度オーディオの再生能力を持っています。
ライブ会場にいるかのような臨場感、それがNW-ZX707の魅力。
特に、バランス接続イヤホンと組み合わせることで、その能力を最大限に引き出すことができます。
低音から高音まで、均一に再生されるので、音楽の細部までしっかりと楽しむことができます。
例えば、ライブ音源を聴いてみると、観客の手拍子や歓声、さらにはステージ上のアーティストの息遣いまで感じることができます。
これは、NW-ZX707の高解像度オーディオの再生能力のおかげです。
では高解像度オーディオの再生能力を発揮するためのそれぞれの要素を見ていきましょう
ハイレゾ再生対応の高性能フルデジタルアンプ
DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)(*2)や高出力に対応
DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM再生(最大384kHz/32bit)に対応。
また、アンバランス接続時は50mW+50mW(16Ω)、バランス接続時には230mW+230mW(16Ω)の実用最大出力を実現。
小音量から大音量までディテールを維持した高音質を実現し、迫力ある低音のエネルギー感やスピード感とともに、繊細な空気感までリアルに再現。
心震える臨場感で体感できます。
* 有線接続でW.ミュージック再生時のみ有効。W.ミュージック以外での再生時やワイヤレスリスニング(Bluetooth(R)接続時)には無効です。DSDネイティブ再生はバランス接続時のみ対応。アンバランス接続時はリニアPCMへの変換再生になります
出典:SONY製品ページ
「DSDリマスタリングエンジン」を搭載
入力されたすべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換する「DSDリマスタリングエンジン」を搭載。
ソニー独自のアルゴリズムにより元のデータの情報量を損なわず、すべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換(*)。
ON/OFFが可能なので、好みにより切り替えて使用可能。
* 有線接続でW.ミュージック再生時のみ有効。W.ミュージック以外での再生時やワイヤレスリスニング(Bluetooth(R)接続時)には無効です。DSDネイティブ再生はバランス接続時のみ対応。アンバランス接続時はリニアPCMへの変換再生になります
※ 「DSDリマスタリングエンジン」は本体でON/OFFの設定が可能です
出典:SONY製品ページ
AI技術によりハイレゾ音源にさらに近づいた「DSEE Ultimate」
ロスレス音源にも対応し、44.1kHz/16bitの音源を最大192kHz/32bit相当まで拡張
膨大な楽曲データを学習しているAI(人工知能)技術により、リアルタイムに楽曲の情景を分析し、最適にハイレゾ級(*)高音質にアップスケーリング。
ビットを拡張しサンプリング周波数を高め、最大192kHz/32bit相当まで拡張。
AI技術を用いることで曲を自動で判別、微細な音の再現性を向上。
またAIアルゴリズムの進化により、CD音質相当音源(44.1kHzおよび48kHz/16bit)のアップスケーリング性能も高めています。
この機能は、今までたくさん集めたCDをNW-ZX707で再生する際に、非常にその効果を実感します。
私はジャズをよく聴きますが、たまには他のジャンルの曲も聴きます。
そんな時にAI技術でその曲にあった変換を行い微細な音の再現性を高めているのが実感できます。
有線接続時やW.ミュージックアプリ使用時に加え、ワイヤレス接続時、ストリーミングサービス使用時にも対応。
あらゆる音源を微細音を再現したハイレゾ級(*)高音質で楽しむことができます。
* 有線接続・無線接続ともに「DSEE Ultimate」ON時(最大 192kHz/32bitまで拡張)。LDACコーデックで無線(Bluetooth(R))接続する場合、最大 96kHz/24bitで再生可能
出典:SONY製品ページ
バイナルプロセッサー機能
- アナログレコードの音響現象をDSP技術で再現。
- デジタル音源でもアナログレコードのような豊かな音を再生。
- 「アームレゾナンス」「ターンテーブル」「サーフェイスノイズ」の3種類の効果を組み合わせて使用可能。
- 最近、「アナログレコードも音が良い」という人が増えていますよね!
私自身も昔アナログレコードを聴いた経験からするとそう思いますが、いったいなぜかと聞かれると明快に答えられません。
そこで、NW-ZX707の開発者インタビューがとても参考になりますので興味のある方は覗いてみて下さい。↓↓↓↓↓
最近、アナログレコードも音が良いと言う人が増えた……
なぜだろう?
金井氏による「バイナルプロセッサー」の解説を要約させていただきました
オリジナルな内容はこちら:ベテランエンジニア金井氏による説明 をクリック願います
Q: バイナルプロセッサーとは何ですか?
金井: バイナルプロセッサーは、アナログレコード再生の特有の音響現象をDSP技術で再現したものです。
アナログレコードはデジタルデータやアナログのマスターテープから作られますが、物理的な劣化が発生します。
しかし、この劣化が音楽を楽しく聴かせる秘密を持っています。
Q: アナログレコードの音の良さの理由は?
金井: アナログレコード再生時には、特有の音響現象が起きています。
これはカートリッジの振る舞いや、レコード盤の共振などが関与しています。
私たちは、これらの音響現象をバイナルプロセッサーで再現しました。
Q: それらの音響現象を詳しく教えてください。
金井:
- トーンアームの低域共振: トーンアームは再生中に微細な振動を持ち、これが再生波形に影響します。
- サーフェスノイズとスクラッチノイズ: アナログレコード特有のノイズパターンがあり、これが音楽の質感を高める要因となっています。
- レコード盤の共振: スピーカーの音圧によってレコード盤が振動し、これが音楽再生の質感を向上させます。
Q: デジタル再生との違いは?
金井: デジタル再生には上記のような音響現象が存在しないため、アナログとは異なる音の質感が得られます。
Q: バイナルプロセッサーの開発の背景は?
金井: 最近、アナログレコードの音の良さを再評価する声が増えてきました。
私たちは、その理由を探る中で、上述の音響現象の重要性を認識し、それを再現するバイナルプロセッサーの開発に取り組みました。
豊かな低域を実現する「DCフェーズリニアライザー」
アナログアンプの位相特性をDSP演算によって再現
「DCフェーズリニアライザー」は、アナログアンプと同じ位相特性をDSPによる演算で再現。
これにより、デジタルアンプでありながらアナログアンプに近い、十分な低音感が得られます。
当機能による効果は、カーブの異なる6つのモードから好みに合わせて選択できます(OFFも選択可能)。
高品位な10バンドイコライザー(31Hz-16000Hz)
高品質な信号処理により音質の微調整が可能。調整した設定値を複数保存できます。
出典:SONY製品ページ
USB Audio対応
USB DACアンプ等と接続
USB DACアンプ等とデジタル接続が可能。非同期方式(Asynchronous)により、USB転送時に発生するジッターを極小化することで高音質を実現します。
また、PCM出力だけでなく、DSD RAWの出力も可能。(PCM:最大384kHz/32bit、DSD RAW:最大11.2MHz/1bit)。
出典:SONY製品ページ
USB-DAC機能
パソコン(*)とウォークマンを接続し、パソコンの音楽をハイレゾで楽しむことができます。
PCM出力だけでなく、DSD RAWの出力にも対応しました(PCM:最大384kHz/32bit、DSD RAW:最大11.2MHz/1bit)。
ウォークマンの設定でDSEE Ultimateやイコライザーなどの音響処理を適用し、高音質パーツを生かして、バランス接続で音楽を楽しむことを実現。
* USB-DAC機能を使用時には別途ドライバーのインストールが必要となります。インストールはこちらをご覧ください。ウォークマン推奨のUSB-DAC機能対応のアプリケーションは以下の通りです。Windows:Music Center for PC Mac:Hi-Res Audio Player for Mac
独自の音質技術とその効果
ソニーは、長年の音響技術の研究を通じて、多くの独自技術を開発してきました。
NW-ZX707もその成果の一つ。
このデバイスには、上で述べたソニー独自の音質技術が詰め込まれています。
これにより、音楽のディテールをしっかりと再現することができます。中高音域の再生能力が特に高く、ボーカルや楽器の音を非常にリアルに再現することができます。
特に、私が好きなジャズのボーカルでは本当に声の質感(各の歌手には独特な歌い方の妙味があります。それをリアルに再現!)の凄さを感じさせてくれます。
また、バランス接続イヤホンとの組み合わせで、さらにその効果を高めることができます。
例えば、クラシック音楽を聴くとき、各楽器の音色や響きをはっきりと感じることができます。
さらに、
ただ、ヴォリュームを上げて、もう少しゆったりと音量が出せるともっと良いと感じることも。
もっと出力にゆとりを持たせたいというのが、私の個人的な感想です。
デザインと持ち運びやすさ
音質だけでなく、デザインもNW-ZX707の魅力の一つ。
スリムでコンパクトなデザインは、持ち運びにも非常に便利。
高級感のあるアルミニウムボディは、見た目にも美しく、手に取るたびに特別な気分になれます。
また、ボタンの配置や操作性も考慮されており、使いやすさも抜群。
出典:SONY製品ページ
バッテリー持続時間と充電の特徴
バッテリーの持続時間は、音楽プレイヤーの重要な要素の一つ。
NW-ZX707は、その点でも高い評価を受けています。
一度の充電で、長時間の音楽再生が可能。短時間の充電でも、十分な再生時間を確保することができます。
これは、ソニー独自の省エネ技術によるもの。外出先でも、USB充電ができるので、非常に便利です。
出典:SONY製品ページ
NW-ZX707と前モデル「NW-ZX500」との比較
「NW-ZX707」の価格は、前モデル「NW-ZX500」よりも高くなっています。
では、その価格差は具体的にどのような違いを生み出しているか調べてみます。
デザインの進化・OSのアップデート
デザインの進化: ZX707は前モデルよりも大きく、ディスプレイも3.6型から5型へとサイズアップしています。これにより、より直感的な操作が可能となりました。
OSのアップデート: ZX707はAndroid 12を採用しており、よりスムーズな操作性とアプリの互換性が向上しています。
音質の向上:
NW-ZX707とNW-ZX500の音質面での比較
ソニーのウォークマンシリーズは、常に音質の向上を追求してきました。
その中で、NW-ZX707とNW-ZX500は、同じシリーズに属しながらも、音質面での違いが見られます。
まず、NW-ZX707の最大の特徴は、新たに搭載されたDSEE Ultimate技術です。
この技術は、AIを使用してリアルタイムで音楽を分析し、ハイレゾ相当のサウンドにアップスケーリングするものです。
これにより、CDやMP3などの低解像度の音源でも、ハイレゾに近い音質での再生が可能となりました。
また、ZX707の筐体はハイエンドモデルと同様のアルミ切削シャーシを採用しており、内部のノイズを低減して高音質を実現しています。
一方、NW-ZX500も高音質を追求したモデルであり、多くのハイレゾ音源の再生に対応しています。
しかし、ZX500にはDSEE Ultimate技術は搭載されておらず、低解像度の音源のアップスケーリングは、従来のDSEE HX技術に依存しています。
このため、ZX707と比較すると、特に低解像度の音源の再生時に音質の差が感じられるでしょう。
また、ZX707は、電源部に大容量固体高分子コンデンサーを使用し、電源インピーダンスを大幅に低減しています。
これにより、音のクリアさやダイナミックレンジが向上しています。
一方のZX500も高音質を追求してはいますが、ZX707と比較すると、細部の音の再現性や空間表現において、若干の差が感じられるかもしれません。
最後に、両モデルともに高品質なヘッドホンアンプを搭載していますが、ZX707の方が新しい技術やコンポーネントが採用されているため、より広い音場や高い解像度を実現しています。
このように考えると、その価格差は今まで述べたような進化点によって正当化されていると私は考えます。
NW-ZX707とNW-WM1AM2の音質面での比較
ソニーのウォークマンシリーズは、オーディオ愛好者からの高い評価を受けています。
特に、NW-ZX707とNW-WM1AM2は、高音質を追求したモデルとして注目されていますが、音質面での違いが存在します。
それでは音質面での違いを述べていきます。
音質面での比較
NW-WM1AM2は、ソニーのウォークマンシリーズの中でもハイエンドクラスに位置するモデルです。
このモデルの最大の特徴は、**フルデジタルアンプ「S-Master HX」**の採用です。
このアンプは、デジタルノイズを大幅に低減し、高解像度の音楽を忠実に再生することができます。
また、WM1AM2は、特別な銅合金を使用した筐体を採用しており、内部のノイズを最小限に抑えることができます。
これにより、非常にクリアで広がりのある音場を実現しています。
一方、NW-ZX707も高音質を追求したモデルであり、DSEE Ultimate技術を搭載しています。
この技術は、低解像度の音源をハイレゾ相当のサウンドにアップスケーリングするもので、CDやMP3などの音源でも高音質な再生が可能です。
しかし、WM1AM2の「S-Master HX」アンプと比較すると、細部の音の再現性や解像度において、若干の差が感じられるかもしれません。
NW-WM1AM2は、筐体がより大きいため、大きなコンデンサーを基板の表裏両面に搭載できる利点があります。
一方、NW-ZX707はサイズを維持するために基板上のパーツは片面に集中しています。
このような部分が音質の違いに影響しています。
また、ヘッドフォンの最大出力にも違いがあり、NWM1AM2の方が高出力となっています。
また、NWM1AM2は、バランス接続に対応しており、専用のヘッドホンやイヤホンを使用することで、さらに高い音質を楽しむことができます。
NW-ZX707もバランス接続には対応していますが、WM1AM2と比較すると、音の広がりや立体感において、微細な違いが存在する可能性があります。
最後に、両モデルともに高品質なヘッドホンアンプを搭載していますが、WM1AM2の方がより高級なコンポーネントや技術が採用されているため、音質面での優位性が考えられます。
NW-WM1AM2は、硬質な質感がハイエンドオーディオシステムの雰囲気を醸わせボーカルの細かな表現をより大きく感じることができます。わたしはジャズが好きで特にボーカルを聴きますので細かな表現の違いを感じます。そして楽器類の音色はより硬質に感じ、まるで全てが透明感のあるクリスタルガラスのような質感を感じます。
しかし、NW-ZX707:¥104,000円、NW-WM1AM2:¥18,7000円を考えると、わたしの意見ですがNW-ZX707で十分かなと思います。
NW-ZX707は透明感のある音だが、高域は硬さがなくやや穏やかで聴きやすく、大きすぎず、小さすぎずの適正な音量ではフラットに聴こえます。
楽器類の音色も色つけ感が少なく感じ、ディテールを聴き取るためにはむしろこのくらい硬さがないほうが音量をあげることができてわたしの好みです。
バランス接続とのシナジー
現在私は、バランス接続対応の(intime 碧 Ti3 Edition2 4.4mmバランス 31,218円(内税・送料込み)を使用していますが、やはりNW-ZX707の魅力を最大限に引き出すのはこのバランス接続が欠かせないと感じます。
intime 碧 Ti3 Edition2については後半で詳しく紹介します。
そこで、バランス接続について説明していきます。
バランス接続とは、左右の音楽信号を独立して伝送する技術。
これにより、ノイズの影響を受けにくくなります。
NW-ZX707は、このバランス接続をフルに活用することができます。
特に、低音の再生能力が高まり、ドラムやベースの音を非常にリアルに再現することができます。
また、バランス接続イヤホンとの組み合わせにより、さらに音質が向上。これにより、音楽のディテールをより深く楽しむことができます。
バランス接続で聴くと、楽器の細かいニュアンスがクリアに聞こえるのが特徴。
静寂時には、まるでその場の空気感を感じることができます。
バランス接続について
左右の音を完全に分離するバランス出力に対応
バランス出力では左右の音を完全に分離し、グラウンドを介さずに音の信号を出力可能。
ステレオ感に悪影響を与えるクロストーク(左右の信号の混信)を限りなく低減し、ノイズの少ない低歪で繊細なサウンドを再現します。
出典:SONY製品ページ
接続安定性の高いΦ4.4mm(JEITA統一規格)バランス接続を採用
ヘッドホンプラグ1本でバランス接続でき、接続安定性にも優れたφ4.4mmのヘッドホンジャック(5極)を採用。
出典:SONY製品ページ
日本ディックス製の高性能ヘッドホンジャック「Pentaconn」を採用
1端子2接点により接触抵抗の低減を実現。
1端子あたり2接点を持つ構造により、通常のφ3.5mmよりも各チャンネルの抵抗値が近く、接触抵抗も低いので、音の解像度・広がり・奥行きを余すところなく表現できます。
出典:SONY製品ページ
バランス接続とは?
出典:SONY製品ページ
音楽愛好家やオーディオエンスージアストの間で、バランス接続という言葉が注目されています。
しかし、この技術の真の魅力やその背後にある理論を理解している人はまだ少ないかもしれません。
このセクションでは、バランス接続の基本から、その深い魅力までを探求していきます。
プレイヤーに合った接続端子のモノを選ぶ
オーディオの世界には、さまざまな接続端子が存在します。
これらの端子は、音質や接続の安定性に大きな影響を与えるため、選択する際の注意が必要です。
特に、バランス接続を考慮する場合、端子の種類によってはバランス接続ができないこともあります。
例えば、3.5mmのステレオミニジャックは、アンバランス接続専用の端子であり、バランス接続には使用できません。
一方、2.5mmの4極バランスジャックや4.4mmの5極バランスジャックは、バランス接続に対応しています。
これらの端子は、左右の音を完全に分離して伝送することができるため、ノイズの影響を受けにくく、高音質な音楽再生が可能です。
プレイヤーを選ぶ際は、使用するイヤホンやヘッドホンの接続端子と合致するものを選ぶことが重要です。
リケーブルに対応しているか
リケーブルとは、イヤホンやヘッドホンのケーブルを交換することができる機能のことを指します。
この機能があると、ケーブルの故障や音質向上のためのケーブル交換が容易になります。
特に、高価なイヤホンやヘッドホンを使用する場合、ケーブルの故障が原因で使用できなくなるのは非常にもったいないです。
リケーブルに対応しているモデルを選ぶことで、長期的に音楽を楽しむことができます。
また、音質向上のためのケーブル交換も、リケーブルに対応しているモデルであれば簡単に行うことができます。
高品質なケーブルを使用することで、さらに音質の向上を実感することができるでしょう。
- リケーブル: イヤホンのケーブルを取り替えること。
- 目的: 音質の変化や断線したケーブルの修理。
- 特徴: アンバランス接続ケーブルとバランス接続ケーブルが付属のイヤホンでは、接続方法の切り替えが簡単。
ドライバーの種類をチェック
イヤホンやヘッドホンの音質は、ドライバーの種類によって大きく変わります。
ドライバーとは、音を再生する部分のことを指し、その種類や構造によって音の特性が異なります。
ダイナミック型は、広い周波数帯域を再生することができるため、豊かな低音から明瞭な高音までを楽しむことができます。
バランスド・アーマチュア(BA)型は、高解像度な音を再生することが得意で、細部までの音の再現性が高いです。
ハイブリッド型は、ダイナミック型とBA型の特徴を併せ持つため、幅広い音楽ジャンルを楽しむことができます。
自分の好みの音楽や使用するシーンに合わせて、適切なドライバーの種類を選ぶことが重要です。
ドライバーの種類
ダイナミック型
ダイナミック型は、電気信号を受けたコイルが「ダイアフラム」と呼ばれる振動板を振動させることで、音を生み出す仕組み。
広く普及している一般的なタイプです。低価格な製品の多くがダイナミック型を採用しています。
また、低音が力強く響きやすいのが特徴。ずっしりと重みのある音圧を楽しみたい方におすすめです。
ダイナミック型のなかにはデュアルドライバー型もあります。
2基のドライバーを搭載しており、音に広がりを出せるのがポイントです。
出典:Amazon販売ページ
バランスド・アーマチュア(BA)型
バランスド・アーマチュア型は、電気信号を受けたコイルが「アーマチュア」と呼ばれる小さな鉄片を振動させ、音を鳴らす仕組み。
補聴器用に開発されたシステムを、オーディオ用に改良しているのが特徴です。
ダイナミック型に比べ、中高域がクリアに聴こえて繊細な音を楽しめるのも魅力。
また、ダイナミック型と比べて小型なのもポイントです。
振動板に金属を使用しているため、耐久性に優れ、プロユースのイヤーモニターにも用いられています。
出典:Amazon販売ページ
ハイブリッド型
ハイブリッド型は、ダイナミック型とバランスド・アーマチュア型の2つを搭載したイヤホンです。
2種類のドライバーの長所を兼ね備えているため、パワフルかつ繊細な音を楽しめます。
低音から高音までカバーできるのも特徴です。
また、音の繋がりが滑らかなのも魅力。音楽のジャンルによって使い分けるのがおすすめです。
出典:Amazon販売ページ
変換ケーブルが付属していると使いやすい
バランス接続をする際、プレイヤーやアンプの接続端子とイヤホンやヘッドホンの接続端子が異なる場合があります。
このような場合、変換ケーブルを使用することで、異なる接続端子同士を接続することができます。
変換ケーブルが付属しているモデルを選ぶことで、さまざまな機器との接続が容易になり、音楽鑑賞の幅が広がります。
特に、複数のプレイヤーやアンプを持っている場合や、外出先でさまざまな機器と接続する場合には、変換ケーブルが付属しているモデルがおすすめです。
プレイヤー側もバランス接続に対応している必要がある
バランス接続を最大限に活かすためには、イヤホンやヘッドホンだけでなく、接続するプレイヤーやアンプもバランス接続に対応している必要があります。
バランス接続非対応のプレイヤーとバランス接続対応のイヤホンを接続しても、バランス接続のメリットを享受することはできません。
そのため、購入前にはプレイヤーやアンプの仕様を確認し、バランス接続に適した組み合わせを選ぶことが大切です。
ジャックの種類を間違えやすいので注意
オーディオ機器の接続端子には、さまざまな種類とサイズが存在します。
特に、バランス接続に使用されるジャックは、2.5mm、3.5mm、4.4mmなど複数の種類があります。
これらのジャックは、形状や極数が異なるため、間違えて接続すると機器を破損する恐れがあります。
購入や接続時には、ジャックの種類やサイズを正確に確認し、適切な接続を心がけることが重要です。
出典:楽天販売ページ
ワイヤレスではバランス接続は使用できない
近年、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンの人気が高まっています。
しかし、ワイヤレス接続の場合、バランス接続のメリットを享受することはできません。
ワイヤレス接続は、音楽データを無線で伝送するため、バランス接続のように左右の音を物理的に分離して伝送することができません。
そのため、バランス接続の高音質を求める場合は、有線のイヤホンやヘッドホンを選択することをおすすめします。
バランス接続対応NW-ZX707に対する私の感想
先日、SONYのNW-ZX707を購入しました。
以前からSONYのウォークマンシリーズには興味があり、このモデルの評判を聞いてからは購入を楽しみにしていました。
まず、デザインについて。
シンプルで洗練されたデザインは、手に取った瞬間から高級感が伝わってきます。
また、持ち運びにも適したサイズ感で、外出時にも気軽に持ち歩けるのが嬉しいポイントです。
音質に関しては、期待を大きく上回るものでした。
特にバランス接続時の音のクリアさと、低音の深みには驚きました。
また、「DSEE Ultimate」や「DSDリマスタリングエンジン」の技術がもたらす、細部までしっかりと聞こえる音質には感動しました。
操作性も直感的で、初めての方でも迷わずに使用できると思います。
ただ、ボタンの反応に少し遅延を感じることがあるので、それが気になる方は事前に試してみると良いかもしれません。
バッテリーの持ちも良好で、長時間の移動中でも安心して音楽を楽しむことができました。
よく車の中で聴きますのでバッテリーの持ちは特に重要です。しかし、今は強力なバッテリー蓄電機器がありますのでそれも持参して万一に備えていますが。
ただ、価格が少し高めなので、購入を検討する際には予算を考慮する必要があります。
しかし、その価格に見合った高音質と使い勝手を考えれば、私は十分に満足しています。
総じて、NW-ZX707は音楽愛好者には特におすすめのモデルだと感じました。
これからも長く愛用していくつもりです。
SONYのバランス接続対応NW-ZX707に関する口コミ情報
- 発売日から悩みとうとう購入
- 評価: 総合満足度 5.0
- 口コミ: NW-WM1Aからの買い替え。音質はNW-WM1Aと比べても上回っている感じがあり、元気な音。SHANLING M6 Ultraと比べても満足している。
- 投稿者: みりんさん (2023/05/28)
- 操作性も音質も値段以上
- 評価: 総合満足度 5.0
- 口コミ: N-306からの買い替え。操作性は問題なく、音質もN-306よりも良い。Bluetooth接続も良好。
- 投稿者: Zundokoさん (2023/05/04)
- 安心のSONYサウンド
- 評価: 総合満足度 4.5
- 口コミ: フルデジタルアンプの機種を求めて購入。音質は非常に良いが、操作性に関しては物理キーの反応が悪い点が気になる。
- 投稿者: バナナさん (2023/03/16)
バランス接続対応のイヤホンおすすめモデル
私が現在使用して高く評価しているintime 碧 Ti3 Edition2 4.4mmバランスを含め、その他の製品について詳しく紹介していきます。
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン IER-M9(¥142,857 税込:2023年10月12日)
軽量なマグネシウム合金を使用
BA型ドライバーを5基搭載したバランス接続対応のイヤホンです。
ボーカルや各楽器の細かなニュアンスもしっかりと再現できる繊細なサウンドを実現。
そのほか、不要な振動を抑制する「マグネシウムインナーハウジング」や、自然な高音域の再生を可能にする「オプティマイズドサウンドパス」構造などを採用しています。
ハウジングには軽量なマグネシウム合金を使用しているので、装着性も良好です。
加えて、高剛性が高いためハードな環境でも安心して使用できます。
ケーブルはリケーブルに対応しており、4.4mmバランス標準ケーブルと3.5mmステレオミニケーブルが同梱。ケーブルには高音質を実現するために、銀コートOFC線や高音質はんだ、金メッキプラグを採用しています。
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン IER-Z1R(¥223,955 税込 税込:2023年10月12日)
音の空気感まで感じとれるクリアなサウンド
人気の高いフラッグシップモデルのバランス接続対応イヤホン。
3つのドライバーユニットを組み合わせた「HDハイブリッドドライバーシステム」を採用しているのが特徴です。
低~中音域は口径12mmのダイナミック型ドライバーが担当しており、深みのある低音と繊細さを両立しています。
高音域はマグネシウム振動版を採用したBA型ドライバーが担当。
微細な音もしっかりと聴きとれます。
加えて、超高音域を担当する口径5mmのダイナミック型ドライバーにより、音の空気感まで感じとれるクリアなサウンドを実現。
また、音場も広く、音の分離感も優れています。
ケーブルは着脱式なので、リケーブルが可能です。
4.4mmバランス標準ケーブルと3.5mmステレオミニケーブルが同梱されています。
そのほか、合計13種類の豊富なイヤーピースと専用のハードケースが付属するのも魅力のひとつです。
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン IER-M7(¥89,505 税込:2023年10月12日)
周囲の騒音を抑制し、音漏れも軽減できる
原音を忠実に再現する高音質なサウンドを再生できる、バランス接続対応のイヤホン。
本モデルは、BA型ドライバーを4基搭載したマルチBAシステムを採用しています。
加えて、「真鍮音導管」や不要な振動を抑えられる「マグネシウムインナーハウジング」など、高音質を実現するための技術や機能を数多く搭載しています。
再生周波数帯域は5~40000Hzで、インピーダンスは24Ωです。
筐体は遮音性を追及して造られているので、周囲の騒音を抑制し、音漏れも軽減できます。
イヤーピースは、独自開発の「トリプルコンフォートイヤピース」を含む、豊富な合計13種類が同梱されています。
ケーブルは着脱式。4.4mmのバランス標準ケーブルと3.5mmステレオミニケーブルの2種類が付属します。
フィーオ(FiiO) FD3 Pro FIO-IEM-FD3PRO(¥23,100 税込:2023年10月12日)
口径12mmのダイナミック型ドライバーを搭載した、バランス接続対応のイヤホンです。
再生周波数帯域は10~40kHzで、ハイレゾ認証も取得済み。
加えて、上位モデルと同じDLC振動版を採用しているので、音の歪みも抑えられています。
より自然な音の鳴り方を実現する、独自のセミオープン構造を採用しているのもポイントのひとつ。
また、鼓膜への負担を抑える効果も期待できるので、長時間快適に音楽を楽しめます。
筐体にはアルミニウム・マグネシウム合金を採用しており、高級感のある美しいデザインに仕上がっています。
ケーブルはMMCXコネクターを採用しており、リケーブルが可能。2.5mm・3.5mm・4.5mmのプラグが同梱しているため、手軽に付け替えができます。
アステルアンドケルン(Astell&Kern) AK ZERO2 IRV-AK-ZERO2(¥135,000 税込:2023年10月12日)
4種類のドライバーからなる「Quad-brid」設計を採用した、バランス接続対応の高級イヤホンです。
高域用に、平面駆動型ドライバーを応用した「マイクロ・レクタンギュラー・プラナードライバー」を採用。クリアでありながらも臨場感のあるサウンドを再現できます。
中低域は、合計4基のBA型ドライバーが担当。
歪みの少ないサウンドを実現しています。
低域・超高域の再生には、ピエゾトランスデューサーを搭載した口径10mmのダイナミック型ドライバーを使用。
深みのある重低音に加え、ピエゾトランスデューサーが超高域用のスーパーツイーターの役割を果たします。
さらに、アルミニウムハウジングを採用することで、不要な振動もしっかりと抑制。
ケーブルはMMCXコネクターによるリケーブルに対応しています。
4.4mmバランスケーブルと3.5mmアンバランスケーブルが付属するのが魅力です。
アステルアンドケルン(Astell&Kern) PATHFINDER IRV-PATHFINDER(¥177,300 税込:2023年10月12日)
BA型ドライバーとダイナミック型ドライバーを搭載した、バランス接続対応の高級イヤホン。
高音質を実現するためのさまざまな技術を採用しています。
サウンドのよさを追及したい方におすすめです。
筐体には、ステンレスとアルミニウムを採用。不要な振動を抑制するほか、優れた耐久性も有しています。
装着感も良好です。イヤホン本体とケーブルは、MMCXコネクターで接続されているので着脱できます。
ケーブルは、2.5mmバランス・4.4mmバランス・3.5mmアンバランスの3本が付属。
銀メッキOFC線を採用したフラットデザインのケーブルで、クリアなサウンドの再生を実現しています。
ゼンハイザー(SENNHEISER) 有線イヤホン IE 600( ¥99,900 税込:2023年10月12日)
バランス接続に対応した人気モデルです。
ドライバーユニットにはダイナミック型の「7mm TrueResponseトランスデューサー」を採用しており、クリアな高音域とあたたかみのある中低音域を実現しています。
臨場感のあるボーカルが楽しめるのも魅力のひとつです。
筐体は人間工学に基づいて設計されており、耳に快適にフィット。
耐久性にも優れています。ケーブルはMMCXコネクターによる着脱に対応。
リケーブルして音の変化を楽しみたい方にもおすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) ハイブリッド型インナーイヤーヘッドホン ATH-IEX1( ¥94,573 税込:2023年10月12日)
ダイナミック型とBA型を組み合わせた、ハイブリッド型のバランス接続対応イヤホンです。
ダイナミック型ドライバーは、口径9.8mmと8.8mmのドライバーが向かい合うように配置した「DUAL PHASE PUSH-PULL DRIVERS」構造を採用。
音の歪みを抑え、忠実なサウンドの再生を実現しています。
BA型ドライバーは2基搭載しており、正確な高音域を再生。高剛性に優れたフルチタニウムの筐体を採用しているのもポイントのひとつです。
優れた装着性と高い質感を両立しています。
ノズル部分は、イヤーピースの位置を2段階で調節できるように設計。好みや聴こえ方に合わせて細かく変えられます。
独自開発の「A2DC」コネクターによるケーブルの着脱にも対応。
ケーブルは、4.4mm5極バランスケーブルと、3.5mmステレオミニケーブルの2本が同梱するので、接続デバイスなどに合わせて使い分けできます。
ドゥーヌトップサウンド(DUNU-TOPSOUND) Studio SA6 MK2( 2023年10月12日時点で在庫切れ、入荷の見込みたっていない)
6基のBA型ドライバーを搭載したバランス接続対応のイヤホン。
分離感に優れた自然なサウンドを再生できます。
本体にはサウンドに変化をつけられるチューニングスイッチも搭載。
スイッチをONにすれば、低音が強化されたパンチのあるサウンドが楽しめます。
筐体はハンドメイドで組み立てられており、質感や色味が個体ごとに異なる木製パネルを搭載。
高級感あふれる美しい外観も魅力のひとつです。
そのほか、高音質なサウンドを実現するために、高品質なケーブルを採用。
リケーブルにも対応しています。
さらに、特許取得済みの「Q-Lock Plus」機能により、プラグ部分を交換可能。4.4mmバランスプラグと3.5mmシングルエンドプラグが同梱しています。
ノーブルオーディオ(Noble Audio) STAGE3 NOB-STAGE3( ¥627,000 税込:2023年10月12日)
3ウェイ/3ドライバー構成のバランス接続対応イヤホンです。
高音域と中音域用にそれぞれBA型ドライバーを搭載しており、高解像度なサウンドを実現。
低音を担当する口径10mmのダイナミック型ドライバーにより、力強い音の再生を可能にしています。
ハウジングは、多くの耳型データを基にして3Dプリンターで設計。
着け心地のよい形状で、耳にしっかりとフィットします。長時間の音楽リスニングも快適です。ノズル部分はステンレス製で、耳垢フィルターも搭載しています。
付属するケーブルはプラグ部分を交換可能。
2.5mm・4.4mm・3.5mmの3種類のプラグが付属します。
ケーブルを交換することなく、気軽にバランス接続とアンバランス接続の両方が楽しめるので便利です。
水月雨(MOONDROP) CHACONNE 4.4mm Balanced Version CHACONNE44B( ¥36,361 税込 :2023年10月12日)
耳への圧迫感が少ないインナーイヤー型のバランス接続対応イヤホン。
サウンドに広がりを感じられるほか、開放感のある着け心地が魅力です。
ドライバーユニットには、液晶ポリマーとポリウレタンラミネートの振動版を採用した口径13.5mmのダイナミック型ドライバーを搭載しています。
音場の広い繊細なサウンドを再生でき、ボーカルや楽器の音も忠実に再現可能です。
本製品には、4.4mmのバランス接続ケーブルを採用しています。
再生周波数帯域は20~20000Hzで、インピーダンスは24Ω。
ハウジングにはチタン合金を採用しており、光沢感のある美しいデザインに仕上がっています。
キューディーシー(qdc) Dmagic Solo QDC-DMAGIC-SOLO( ¥22,218 税込 :2023年10月12日)
3Dプリントによる筐体を採用したバランス接続対応のイヤホン。
人間工学に基づいて設計されているので、耳に快適にフィットします。
透明感と立体感のあるおしゃれなデザインに仕上がっているのも魅力のひとつです。
ドライバーユニットには、口径8mmのダイナミック型ドライバーを1基搭載しています。
パワフルでありながらも、繊細なサウンドを再生可能。
再生周波数帯域は10~30000Hzで、インピーダンスは18Ωです。
ケーブルは2pinによるリケーブルに対応しています。
付属するケーブルは、プラグ部分を交換可能です。3.5mm3極アンバランス・2.5mm4極バランス・4.4mm5極バランスの3種類が付属します。
キネラインペリアル(Kinera Imperial) 4BA+1DD 5ドライバハイブリッドIEM NORN(¥53,709 税込 :2023年10月12日)
美しい筐体が特徴的な、バランス接続対応のイヤホン。
ハンドペイントによる塗装が施されています。
北欧神話に登場する女神「ノルン」をイメージしているのが特徴です。
ドライバーユニットには、BA型ドライバーを4基と、独自開発のダイナミック型ドライバーを1基搭載。
音場が広く、分解能に優れた高音質なサウンドを再生できます。
再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、インピーダンスは32Ωです。
ケーブルの長さは1.2mで、2pinによるリケーブルに対応しています。
接続端子には、2.5mmバランスプラグを採用。さらに、4.4mmと3.5mmへの変換アダプターも付属します。
シャンリン(SHANLING) 有線イヤホン MG600(¥76,545 税込 :2023年10月12日)
メープル材に樹脂を浸透させた「スタビライズドウッド」をシェルに採用している、バランス接続対応のイヤホン。
耳の窪みにフィットするように設計されているので、快適に装着できます。
ブルーと差し色のゴールドが映える独特なデザインも魅力のひとつです。
ドライバーユニットには、口径10mmのダイナミック型ドライバーを搭載しています。
加えて、歪みを抑制し、高音域の特性を向上させる「アルミニウム-マグネシウム合金ドーム」や、開放感のあるサウンドを実現するセミオープン構造を採用しているのが特徴です。
また、日本オーディオ協会が定めるハイレゾ認証も取得済み。
ケーブルはMMCXコネクターを採用しているので、リケーブルが可能です。
付属のケーブルはプラグ部分が交換でき、2.5mmバランス・4.4mmバランス・3.5mmアンバランスプラグが同梱しています。
intime 碧 Ti3 Edition2
最後に現在私が日常使用しており非常に満足している【intime 碧 Ti3 Edition2】を紹介します。
市場には素晴らしい製品が数多く販売されています。
私が高く評価している点は、はその性能の高さに比して価格がリーズナブルつまりコストパーフォマンスが非常に高い点です。
【intime 碧 Ti3 Edition2の特徴】(¥31,218 税込 :2023年10月12日)
まず私の感想から述べます。
ジャズ愛好者として、私はintime 碧 Ti3 Edition2を頻繁に使用して音楽を楽しんでいます。
このイヤホンは、その価格帯において非常に高いバランスを持っていると感じています。
確かに、一部の曲で高音が少しヒリつく瞬間もありますが、それを差し引いても全体的には非常に質の高いサウンドを提供してくれます。
低音がやや強調されているように感じることもありますが、それが音のバランスを乱すことはありません。
碧シリーズには多くのバリエーションが存在するため、Edition2を単なるバリエーションの一つと捉える方もいるかもしれません。
しかし、私がこのイヤホンで音楽をじっくりと聴き込むと、これは確かに”2″としての位置づけが妥当であると感じます。
そのサウンドは、バリエーションの一つとしてではなく、しっかりとした独自性を持ったものとして聴こえます。
それに、このイヤホンの高音質は、ドライバ、筐体、ケーブルなどの各パーツが一体となって生み出されていると感じます。
しかし、このように完成度が高い製品だからこそ、リケーブルが可能であればさらに多様な音楽体験ができたのではないかと、少し欲が出てしまいます。
製品プラグ名称 | プラグ仕様 |
---|---|
2.5mm バランスプラグ | 日本 DICS 製 L 型 Type |
3.5mm アンバランスプラグ | |
4.4mm バランスプラグ | 日本 DICS 製 L 型 Type Pentaconn プラグ |
イヤピース : Acoustune社製 AET07(S、M-、M、L)
付属品 :イヤピースAET07(S,M-,M,L)、本革ケース、イヤホンポーチ、取扱説明書
intime 碧 Ti3 Edition2の評価
intime 碧 Ti3 Edition2を開発したオーツェイド株式会社とは
オーツェイド株式会社は技術コンサルタントを主な業務とする企業です。
群馬県高崎市に2016年1月に株式会社として産声を上げました。
すでに国内外のお客様に圧電デバイスを中心とした技術サポートを行っており、数々の実績を積んでおります。
圧電デバイスは鉛の酸化物を主成分とするため、昨今の環境規制下では決して好まれる材料で無いことも事実です。
しかしながら未だに多くの電子部品やデバイスに用いられていることからも、その需要と普遍性は高いと言えます。
一方でこの20年の間にセラミックの積層技術ならびに精密加工技術は著しい進歩を遂げ、旧態依然とした圧電デバイス業界に大きな変革をもたらしました。
積層型圧電スピーカはその代表的な製品であると言えます。
オーツェイド株式会社はそんな圧電デバイスを少し見る角度を変えて、今まで「安かろう悪かろう」と言われていた製品に全く新しい特性や機能を与え、新規製品・市場を開拓していくことを提案させて頂いております。
オーツェイドの社名の由来はそんな思いをモットーに圧電の英語名 「Piezo」を文字通り角度を変え、上下逆さ読みした「O2aid」からきたものです。
ご依頼頂ければ弊社の持つ圧電デバイスに関する知識、経験、そして斬新なモノの見方からお客様に新しい製品を提案させて頂けると思っております。
記事まとめ
- バランス接続の魅力: バランス接続は、左右の音を物理的に分離して伝送する方式で、ノイズの影響を受けにくく、高音質な音楽再生が可能。
- NW-ZX707の特徴: SONYのNW-ZX707は、バランス接続に対応し、高音質な音楽再生を実現。さらに、独自の音質技術やデザイン、バッテリー持続時間など、多くの強みを持つ。
- イヤホン選びのポイント: プレイヤーとの接続端子の互換性、リケーブル対応、ドライバーの種類などを考慮して選ぶことが重要。
- バランス接続時の注意点: 使用するプレイヤーやアンプもバランス接続に対応していること、ジャックの種類を間違えないことなどが挙げられる。
- 実際の使用感: NW-ZX707は、音質、デザイン、使い勝手など、多方面での高い評価を受けている。特に、バランス接続時の音のクリアさや、持ち運びやすさがユーザーからの高い評価を受けている。
- バランス接続対応の各種イヤホンの紹介
この記事を通じて、NW-ZX707の魅力や、バランス接続の重要性、そして適切なイヤホンの選び方についての深い理解を得ることができるでしょう。
「SONY NW-ZX707の魅力を徹底解説!バランス接続の秘密や、実際の使用感、おすすめのイヤホン選びまで詳しく紹介。音楽愛好者のための最高の体験を、この記事で手に入れてください。